厳しくも豊かな自然に生息する鳥たち
セキレイ科 漂鳥・全長21cm 体は細く、尾が長いスマートな鳥で、波状飛行を行い、飛びながらよく鳴く。地上を歩く事が多い。ほおが白いのが特徴である。水辺の石の上や、建物の屋根などに止まって尾を上下に振る。
カラス科 留鳥・全長50cm 全国どこにもいる普通のカラスで、くちばしは細く、おでこが低く「ガアーガアー」と濁った声で鳴く。夕焼け空をカラスが一定方向に鳴きながら次から次へと飛んで行き多くのカラスが集まっている所をねぐらと言う。
カワセミ科 夏鳥・全長 17cm 水辺の近くで暮らし、派手な色である。 くちばしは大きく、足は小さい。背は青く光り、腹は赤く美しい。水に飛び込んで小魚を捕らえる。獲物を捕るまではジーッと辛抱強く待っていて、水に潜って獲物を捕る。
ヒタキ科 夏鳥・全長14cm 姿も鳴き声も美しい。大きな黒い瞳に、短めの足、林にすみ、枝にじっと止まって虫をねらい、飛び上がって捕らえる。頭から背にかけて黒色、腹の下面と腰は鮮やかな黄色、翼に白斑がある。
ハト科 留鳥・全長33cm 全国各地で広く繁殖。太った体に小さい頭、長めの尾、とがった翼で強く羽ばたく。 ヤマバトとも言う。褐色で翼にうろこ模様がある。首に青、白、黒の縞がある。低く眠そうに「デデッポーポー」と鳴く。
ホオジロ科 留鳥・全長16cm明るい林を好む。茶色っぽい地味な鳥である。尾の外側の羽が白く、太いくちばしで草の種をむきながら食べ、虫も好む。赤茶色の腹、顔に黒い線があり、頬が白いのでこの名がある。樹の梢で鳴く。